サービスとしてのクラウドベースのセキュリティ:
人気上昇中、その理由はこれである
 
   
クラウドセキュリティサービスによって、柔軟性やスピード、 そしてもちろん、低価格が実現できる
 
   
Network World誌、Ellen Messmer著
2011年5月12日
 
 
技術管理者であるLincoln Cannonは、自社の従業員や事業提携者たちに対して、自社が使っている様々な内部リソースやクラウドベースのサービスへのアクセスを制御したいとき、クラウドベースのシングルサインオンのセキュリティサービスを使ってアクセス特権を割り当てることにしている。
 
「わが社のユーザは、シングルサインオンアクセス用のポータルを持っています。」医療器具メーカー、Merit Medical Systemsの販売促進技術部門の部長であるCannon氏は言う。従業員も販売業者も、PCやApple iPadのようなモバイルデバイスを使ってこのポータルにアクセスできるという。「シングルサインオンのアプリケーションをロードアップするだけでいいのです。」
 
数字で見ると: 企業のセキュリティの脅威は、多くの場合顧客から発生する。
 
シングルサインオンのクラウドセキュリティサービスはSymplifiedが発売し、現在ではこの医療器具メーカーの350人の従業員と50人の販売業者が、指定された内部リソースまたは、Google DocsやeLeap trainingなど外部のクラウドサービスに単一のポータルからログオンしている。何か月か使用してみて、これが信頼性の高い、導入しやすいものであることがわかったとCannon氏は言う。
 
クラウドベースのセキュリティサービスは、技術管理者が自社内のネットワークやセキュリティ装置を実行、利用しているときよりも大きな柔軟性を提供することがわかってくるにつれ、人気が高まっている。
 
テキサス州オースティンに拠点を置き、プリペイドカードやその他の金融サービスに従事しているNetSpend Corp.は最近、同社の500人に上る従業員がFacebookなどのソーシャルネットワークサイトをどう使うかについて管理するために、自前のウェブプロキシの実行から、プロバイダーであるActiance(前身はFacetime Communications)からのサービス使用へと移行した。
 
「わが社では多くの秘密情報を取り扱っています。」NetSpendの情報セキュリティ部門の副部長であるDenis Brooker氏は言う。情報をどう共有するかを制御することが重要なのだという。同社の方針ではまた、業務の一部でない限り、NetSpendの代理としてオンラインで語ることを禁じている。「また、全員が、Farmvilleのようなゲームをすることも禁じられています。」Brookerは言う。
 
「Actianceは、ソーシャルネットワークサイトで発生する事柄に関して非常に細かい制御を行うことを可能にしました。」Brooker氏は言う。例えば、企業は読み取り専用グループを制御するだけでなく、調整役がいて、それぞれの掲載事項を部門内の管理者と共に閲覧する。これが承認されると、掲載される。Actianceのサービスを使用したら、とても展開が速かったとBrooker氏は言う。
 
ミシガン州トロイに拠点を置き、8,000人の従業員を抱える自動車部品製造会社、Inteva Productsは、スマートフォンデバイスを保護し、管理するためにクラウドベースのサービスを利用する方向へ移行している。同社はまもなくBlackBerriesからAndroidへの移行を開始する。その理由はいくつかあるが、1つには、同社のワークフロー承認アプリケーションが、Android端末で見たり利用したりする方が簡単であるからだと、Intevaの最高情報責任者であるDennis Hodges氏は言う。
 
Inteva Productsは、既にURLのフィルタリングから事務所の広域ネットワーク回路の統制に至るまでのサービスのために、クラウドサービスのデバイスであるVirtela社を利用しているが、今後BlackBerriesとAndroidの両方におけるセキュリティと管理の制御をVirtela社に任せることにしている。Hodges氏によると、ユーザごとの月当たりコストはおよそ5ドルで、これは非常に低価格だと考えられるという。
 
Virtelaデバイスで実行されているエージェントに基づいたセキュリティサービスは、パスワードポリシーが強制実行されているかどうかを継続的に監視し、デバイスをリモートでワイプ/ロックする機能を提供し、不要なアプリケーションをスマートフォンから外し、構成管理を実行することもできる。
 
また、18カ国で国際的に事業を展開する企業にとって重要なのは、Virtelaサービスは、ローミング料金の罠にはまったときにそれを見きわめることができることである。「国際ローミングは、わが社の携帯電話コストの大きな部分を占めているのです。」とHodges氏は言い、Virtelaの管理されたサービスは、コストを下げる方法になり得るとも付け加えた。24時間監視体制であるVirtelaは、確立された企業ポリシーと相反するようなモバイルの活動を検出すると、15分以内に警告を発することができる。
 
Network Worldの「セキュリティ」の項で、セキュリティに関するより詳しい情報をお読みください。 http://www.networkworld.com/

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