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BlueCat

 

サウスカロライナ医科大学
BlueCat NetworksのIPAMソリューションで
ネットワーク管理の単純化を実現


 

    課題
サウスカロライナ医科大学(MUSC)は、6つの学部に3,000人の学生が学び、常勤、非常勤を合わせると1,500人の講師を抱え、さらに750床の入院施設を持つ医療機関であり、サウスカロライナ州で唯一の総合臨床研究機関です。MUSCは、生物化学、歯科、医療従事、医学、看護、薬学の分野で教育課程を持っています。MUSCには毎年、およそ33,000人の患者が入院し、外来ではおよそ800,000人の患者を診察しています。

MUSCのネットワークは、30以上の遠隔拠点にまで広がっており、およそ30,000個のIPアドレスを持つIPアドレススペースがあります。このネットワークは、病院と大学の両方の多様な要求に応え、さらにオンラインで共同研究を進めている医療研究者たちの強い要求にも応えなければなりません。

「我々の教職員、事務員、生徒たちは、システム技術レベルに関して非常に高い要求をするユーザです。」
MUSCのネットワーク技術者であるPatric J. Lazorchak氏は言います。
「スマートフォンやタブレット端末から無線I.V.ポンプなどの特殊な医療機器に至るまで、我々のネットワークにIP接続しているデバイスもまた、飛躍的に増えています。我々のネットワークの信頼性を維持し、利用者によりよいサービスを提供できるよう、日々のネットワーク管理業務を効率的に管理し、自動化し、委譲する方法が必要です。」

解決策

2011年3月、MUSCのネットワークおよびUNIX管理チームは、大学のDNSコアネットワークサービスの管理も同時に行っているのですが、経営破たんしたNortelのNetIDシステムの代わりに、組織全体のネットワークに対して、IPアドレス管理(IPAM)とDNS/DHCPのコアサービスを単純化でき、しかも管理者と現場の技術者との間でタスクの委譲ができるようにする新しいソリューションの候補を探していました。

業界
医療、教育

製品
Proteus-IPAM
Adonis-DNS/DHCPコアサービス

成果
  • IPネットワーク管理の単純化
  • 「IPを持つすべて」を中央で閲覧可能に
  • コアサービスの信頼性向上
  • 管理業務の効率的な委譲と、中央IT担当者へのサポート依頼件数減少
  • 将来を見据えたIPv6サポートをIPAM製品に組み込
   
「BT DiamondやAlcatel-Lucent(VitalQIP)など、他のIPAMソリューションも評価し、最終的にBlueCat Networksを選びました。」と、Lazorchak氏は言います。
「InfoBloxは、大学が以前にその製品を導入したことがあり、良いとは決して言えないものだったため、今回は考慮しませんでした。
BlueCat Networksを選んだのは、使いやすさ、信頼性の実績、システムの冗長性、Anycast DNSのサポートと、承認制御と監査を備えた作業委譲機能が組み込まれていたためです。BlueCatの素晴らしい技術サポートと顧客サービスも着目すべき点で、私たちの決断に大きく影響しました。」

BlueCat NetworksのIPAMプラットフォームによって、IPアドレスやDNS、DHCPなど、ネットワーク上の「IPを持つ全て」を中央で管理し、閲覧できるようになります。このソリューションには組込み型の作業エンジンと変更管理システムが入っており、頻繁に発生し、対応必要なネットワーク管理業務を完全な承認と監査の制御を使って現場に任せることにより、時間と人員をうまく節約することができます。

「Proteusのグラフィカルユーザインタフェースは、単純さと使いやすさですべてのチームから高い評価を得ましたが、一方でUNIXグループは、コマンドラインにすぐアクセスでき、診断と問題解決を迅速に行えることに特に感銘を受けていました。全体として、Proteusによって、システムの可視性は非常に高まります。」

BlueCat Networksのソリューションは、既存のネットワークの途絶や停止という危険性を最小限にするため、段階的な方法を使って効率良く導入されました。

「既存のDNSやDHCPのソリューションを交換するということは、高速道路を走っている最中に車のエンジンを交換するのに少し似ています。」Lazorchak氏は言います。
「既存のサービスに影響がないよう、充分な注意を払う必要があります。環境への影響を最小限にするため、最初の段階は、内部DNSのいくつかのゾーンとサブゾーンへの導入から始めました。我々の製品に対してはじめに3週間の試用期間を経て、完全な「導入完了」まで、BlueCat NetworksのProfessional Servicesチームは、サービスの停止を避けなければならないという我々の条件を厳しく守ってくれ、指導してくれました。BlueCat Networksのチームは、円滑な移行のために必要な知識とツールを備えているのです。」

成果
IPアドレス管理、DNS、DHCPが緊密に統合しているため、BlueCat Networksのソリューションは、我が社の非常に動的なIPアドレススペース全体を瞬時に見渡すことができ、コアサービスの信頼性と復元力も高めてくれます。

現在、およそ20名の担当者がProteusプラットフォームを利用しています。この中には、コアチームの7名のネットワーク技術者や、日常的にDNSゾーンやネットワークに触れなければならないその他のチームの人たちも含まれています。このソリューションによって、DNSやDHCPの構成作業を現場の技術者に効率的に委譲し、学校の管理専門家たちが他のITの課題に集中できる時間を作ることも可能になりました。

「ここには、プリンタのVLANなど、特殊なネットワークを管理している現場の技術者が数多くいます。」Lazorchak氏の説明は続きます。「Proteusによって、こうした技術者たちが、プリンタ用のDHCPリースを自分たちで管理し、ネットワーク担当者たちのサポート準備に依存せずに、より速く、効率よく作業を行うことができるようになりました。Proteusによって我々は、作業を委譲しながらも、可視性と制御は維持できるようになったのです。」

IPアドレススペースやDHCP、内部DNSの管理のためにProteusを導入して以来、MUSCでは運用面での改善点が増えました。

「我々の部署では、サポート依頼の電話を受けると、サポートやエンドユーザがマニュアルで行う処理が多かったのですが、Proteusを導入してから、自己管理できるようが可能となったため、こうした電話が減りました。また、IPスペースがどう使われているかについて、より深く見ることができるようになったため、パブリックIPスペースをうまく分割して割り当てることができるようになりました。Proteusを使うと、サービスの停止を避け、将来のネットワークの成長に備えて計画を練るために、利用可能なIPスペースを監視しておくことができるのです。」

「将来に目を向けて、MUSCはIPv6アドレスブロックを取得しており、IPv6の準備に向けてはじめの一歩を踏み出しています。IPv6に関するBlueCat Networksの深い知識と、将来IPv6をサポートするための準備機能が製品に組み込まれていることに感銘を受けました。将来、IPv6の統合に向けてBlueCat Networksの専門知識を使わせてほしいと期待しています。また、BlueCat Networksの素晴らしいサポート態勢が、将来の製品について我々を支援してくれることと思います。重大と思われる問題に関しては、BlueCat NetworksのCustomer Careの助けを借りて、迅速に解決できると思っています。」
「我々の部署では以前は サポート依頼の電話を受けると、サポートやエンドユーザが マニュアルで行う処理が多かったのですが、Proteusを導入してから、自己管理できるようが可能となったため、こうした電話が減りました。
また、IPスペースがどう使われているかについて、より深く見ることができるようになったため、パブリックIPスペースをうまく分割して割り当てることができるようになりました。」


Patric J. Lazorchak氏
MUSCネットワーク・エンジニア
























 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



IPv6に関するBlueCat
Networksの深い知識と、将来IPv6をサポートするための準備機能が製品に組み込まれていることに感銘を受けました。


Patric J. Lazorchak氏
MUSCネットワーク・エンジニア







   
   

   
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